コネ(コネクション)

コネ(コネクション)

「転職を相談できる場所」ということでハローワーク転職サイト転職エージェントなどを見てきましたが、「場所」と「人」に変えると「転職を相談できる人」になります。

 

「転職を相談できる人」にお世話になった経験はないでしょうか?

 

アルバイト先でも構いません。

 

親、友人、親戚、先輩、友達などから仕事の紹介を受けた、という例は多いはずです。

 

このページでは、親、友人、親戚、先輩、友達、恩師、ゼミの講師・・などを通して転職する、いわゆる「コネ」について考えてみます。

 

かつては信用第一で縁故採用が普通だった

 

かつてはこのような「縁故採用」が数多く行われていました。

 

江戸時代の大棚では奉公人を縁故以外では採用しませんでした。

 

素性の知れた人物ということはとても大切な要素でした。

 

現代でも社員はすべてコネ入社、という会社もあります。

 

もちろん求人情報はどこにも載せていませんし、それがその会社のスタイルということになります。

 

中小企業以下の会社に多いようです。

 

実力で採用されても風当たりが強い?

 

2016年後半から2017年前半にかけてのNHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」では、ベビー用品会社創業者の息子や娘が、その会社への入社を希望していました。

 

面接試験を一般と同じ条件で突破し、晴れて社員になるものの、他の社員からの風当たりが強く、いろいろな葛藤がありながら、誰もが認める存在に成長していく、というストーリーが描かれていました。

 

ドラマの中では創業者(主人公)は入社を当初望んでいなかったものの、創業者の背中を見て育った創業者の息子や娘は入社を強く希望し、一般社員と同じ試験に合格して採用された、と描かれていました。

 

実力で採用されたにも関わらず創業者の親族と言うだけで「コネ入社」と見られ、風当たりも強かったというわけですね。

 

メリットはあるがデメリットも多い

 

一般には、コネ入社は就活をしなくても良い条件で雇ってもらえるという楽な印象がありますが、実際のところどうなのでしょうか?

 

ここでコネ入社のメリットデメリットについて考えてみましょう。

 

メリット
  • 応募の煩わしさがない、就職活動が楽、就活に汗をかく必要がない
  • 内定が簡単に出る(入社選考自体がないことも多い)
  • 最初からある程度の収入が期待できる
  • 強いコネの場合、将来役員への道もある

 

デメリット
  • 紹介者の顔に泥を塗らないようにしなければならない
  • 簡単には辞めにくい
  • コネ入社ということでプレッシャーがかかる
  • コネで入社したことが周りにバレないか気になる
  • バレた場合、一般社員との間に溝ができてしまう
  • 能力が低く成績が上がらない場合、紹介した人の評判に傷がつく
  • どんなに努力してもコネ入社だからと言われる(コネ入社が知られている場合)

 

意味あるコネ、無意味なコネ

 

コネと言ってもコネには強弱があります。

 

経営者の親族、という場合は最強です。

 

将来役員になれる可能性大です。

 

逆に知り合いの知り合いから採用が確保できないから、と頼まれて入社する場合はどうでしょうか?

 

コネのメリットがあまり生かされないかもしれません。

 

転職ならむしろコネのほうが多い

 

「コネ」という言葉を少し拡大して考えてみましょう。

 

あまり良い響きのない「コネ入社」。

 

できれば隠しておきたいと思う人も多いことでしょう。

 

しかし「コネ転職」はどうでしょうか?

 

取引先や同業者から「ぜひうちで」と言われて転職するのは立派な「コネ転職」です。

 

ヘッドハンティングとまではいかなくても見込まれて転職するわけですから待遇面でも期待できます。

 

そもそも転職というのはコネである場合が多いのです。

 

社会人として働いていて業界に顔を売る、つまりコネを作る、人間関係を広げていく、ということは古今東西、大切なことではないでしょうか。

 

 

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