失業保険について

失業保険について

現在の会社を退職後、すぐに転職するのであれば失業保険は必要ありませんが、もしいくらか無職の状態がある場合は失業保険の加入をしましょう。

 

国から支給される保険

 

失業保険とは正式には「雇用保険」といい、公的な保険制度です。

 

会社などで勤務しているときに給与から天引きされます。

 

一部は事業主も負担します。

 

失業後に手続きをすれば次の仕事が見つかるまで国から保険料が支払われます。

 

失業保険の役割

 

失業保険は失業中の生活の維持のため、そして再就職活動を容易にするためにあります。

 

失業中は失業保険が給与の代わりとなります。

 

そしてもし失業保険がない場合は、労働者はとりあえずの単発の仕事、アルバイトが必要になりますし、急いでその人には適さない会社に就職してしまったりする恐れがあります。

 

失業保険は、基本手当によって、じっくり腰を据えた再就職活動を可能にします。

 

支給額は退職理由ごとに決まっている

 

失業保険はどのくらいもらえるのでしょうか?

 

それは会社都合の退職か、自己都合の退職か、その他によって異なります。

 

会社都合の場合

 

解雇(懲戒解雇は除く)、会社の倒産、更新予定だった有期契約の打ち切りなど

 

受給条件:離職日以前の1年間に6ヶ月以上の被保険者期間
     7日間の待機後に基本手当の受給可能

 

自己都合の場合

 

「正当な理由がある場合」と「正当な理由がない場合」に分かれます。

 

「正当な理由がない場合」:転職や起業など

 

受給条件:離職日以前の2年間に1年以上の被保険者期間
     7日間の待機後に基本手当の受給可能だが3ヶ月の給付制限期間あり

 

「正当な理由がある場合」:配偶者の転勤、家族の介護、疾病など

 

受給条件:離職日以前の1年間に6ヶ月以上の被保険者期間
     7日間の待機後に基本手当の受給可能

 

その他

 

定年退職、更新予定のない有期契約の満了

 

受給条件:離職日以前の2年間に1年以上の被保険者期間
     7日間の待機後に基本手当の受給可能

 

複雑な計算はハローワークに任せて

 

失業保険には「基本手当日額」というものがあります。

 

これは退職前6ヶ月の賃金合計÷180に「給付率」をかけたものです。

 

給付率とは45%〜80%の範囲です。

 

計算は複雑なのでハローワークで確認しましょう。

 

失業保険を受給できる日数(所定給付日数)も最低90日から最長330日まで異なります。

 

自己都合退職とその他の場合、1年未満0日、10年未満90日、10年以上20年未満120日、20年以上150日となりますが、会社都合の場合はもっと細かく分かれます。

 

退職したら、必ず「離職票」を受け取り、すぐに転職しない場合は、ハローワークに行って失業保険受給の手続きをするようにしましょう。

 

 

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